≪詳細≫
・主婦や年金受給者が契約する場合、消費者金融(キャッシング)業者側はどのような点に注意を払っているのか?
収入面が不安定な場合が多いので、消費者金融(キャッシング)業者側は、支払能力や利用目的などを慎重に確認しています。
常勤していない主婦の支払の原資は、自らのパートやアルバイトからの収入や家族の収入になります。
ですから、支払能力の判定としては、自身の収入の程度や夫など家族の収入状況を勘案することになります。
年金生活者の場合も、主婦と同様、年金以外の収入の状況や家族などの同居事情などを勘案して支払能力が判定されます。
主婦も年金受給者も、高額商品の場合には、家族などの連帯保証をつけることで、支払能力の補完と、家族の状況を把握しているようです。割賦販売法や貸金業規制法では、返済能力(支払能力)を超えるような契約の締結や貸付が禁止されていますので、判定に際しての見極めは慎重に行なわれています。
生活に必要な商品なら、主婦が契約したとしても、夫婦であれば夫に支払義務を負わせることができますので、問題となることはあまりありません。
しかしながら、高額商品や日常性の少ないものの場合には、問題となることが多いです。
ですから、このような場合は、慎重に判断するため、夫が関知しているかどうかや購入の目的などをたずねられるでしょう。
同じように、年金生活者の場合も、高齢であったり、判断能力が乏しいといった問題がありますので、購入の目的や家族が関知しているかを調べられるでしょう。
通常は、本人の年収の範囲内または日常の家事債務の範囲内での利用に限られると思われますが、いずれにしても信用情報機関を有効に活用して、多重債務となっていないかどうか十分チェックされます。
・消費者信用の法律について・・・
・親が未成年の子供を自分の保証人にして契約することはできるのですか?
・署名のかわりに、ゴム印やワープロ印字で作成された契約書は有効なのですか?
・契約書の間違えは、捨て印で対応しても問題ないのですか?
・三文判による契約でも有効になるのですか?
・キャッシング機能付クレジットカードの申込み時の本人確認は?
・契約の名義を旧姓や通称名にすることはできますか?
・主婦や年金受給者が契約する場合、どのようなところがみられているのですか?
・高齢者が契約する場合、どのようなところがみられているのですか?
・未成年者が契約する場合、どのようなところがみられているのですか?
・外国人が契約する場合、どのようなところがみられているのですか?
・保証人の確認は、電話でもよいものなのですか?
・保証人と連帯保証人はどう違うのですか?
Copyright (C) 2013 キャッシング・クレジット法律学 All Rights Reserved